最近マウスの調子が悪く、下にスクロールするとどんどん上にいってしまう症状が続いていたので、新しくマウスを購入しました。
今回買ったのはロジクールの「G302 MOBA」というマウスで、名前の通りMOBA向けに作られています。
とりあえず3日間使ってみた感想です。
開封
外箱。
本体もそうですが、全体的にロジクールっぽくない印象を受けました。MOBA向けということでちょっとイメージを変えているのでしょうか?
箱の裏には、LoL(League of Legends)のプロゲーマーで、現在TSMのADCであるWildTurtleの写真が載っています。
公式サイトではWildTurtle以外の選手も紹介されています。本当にこのマウスを使っているのかどうかが気になります。
中身はとてもシンプルで、本体とドライバのDL先、保証書が入っているだけです。保証期間は2年です。
ネットで購入した場合、納品書が購入店の印鑑代わりになる場合もあるのでちゃんと保管しておきましょう。
肝心の本体。
サイズはやや小さめではありますが、小さすぎないので手が大きな人でも問題なく使えると思います。
ケーブルはかなり太くて丈夫です。
しかし、使っていけばいくほど柔らかくなっていくようなタイプではなさそうなのでややマイナス。丈夫なのはすごく嬉しいのですが、やはり気になってしまいますね。
裏面。ソールは大きいのが2枚・・・と思いきや、中央にくの字型のソールが2枚ありますね。計4枚です。
大きいソールは剥がしやすいように溝ができています。これのおかげで爪の間にソールが刺さって出血する確率も減ると思います。アレ痛いので助かります。
PCと接続
PCと接続すると、本体のロゴと側面が光ります。Gの文字が眩しい。
クリックは本体と分かれているタイプです。僕はこのタイプが好みですが、ヘタりやすいイメージがあるのでどれぐらい持つか心配です。
ホイールはカリカリするタイプになっています。チルトホイールだとヌルヌルタイプが多いですよね。
ドライバ
ドライバを入れると細かい設定が可能です。
設定画面その1。
マウスの設定の保存方法を決めます。
デフォルトではオンボードメモリになっていますが、ゲームによって設定を変更することも可能。
例えば、LoLのときは設定1、Dota2のときは設定2という感じで自動で切り替えてくれます。
設定その2。
キーの割り当てと感度の設定です。
DPI切り替えボタンもキー設定できるところに驚きました。
僕が今まで使ったマウスは、DPI切り替えボタンが独立していて固有のものだったので、これが変更できるのはかなり大きいと思います。
ゲーム中に誤って押してしまい、感度が変わってしまうという事故も防げますし、ゲームのキーとしても使えるので単純にお得ですね。
DPIはデフォルトだと400、800、1600、3200の4つが用意されていますが、これも自分で設定可能です。
僕は1040dpiで使っています。ポーリングレートは1000で問題無いと思いますが、ゲームによってはマウスの挙動がおかしくなる場合があるので注意してください。
設定その3。
これはデザインに関する設定です。
本体内部のライトの光り方を変更します。
完全に消したり、
弱めに光らせたり、
ロゴだけ消すこともできます。
また、ブリージングという光り方もできます。
こんな感じで、光る速度や強さが変えられます。
使用感
最後に使用感についてです。
重さ
本体の重さは127gだそうです。
前回使っていたkinzu v2が77gなので表記的にはかなり重くなりましたが、実際に使っている身としては全く気になりませんでした。
また、このマウスは重量が後方に寄っているので、人によっては慣れるまでに少し時間がかかるかもしれません。
ちなみに僕は1時間ぐらいで慣れました。
大きさ
日本人の手にしっくりくるサイズ感だと思います。
持ち方は必然的につまみ持ちになる形状です。元々つまみ持ちだったので違和感ゼロ。使いやすいです。
クリック感
MOBA用というだけあってクリック感は最高レベルでした。
クリック感はしっかりあるけど硬すぎないので疲れませんし、かといって柔らかすぎないので誤クリックもありません。
ゲーミングマウス初心者から上級者まで幅広く使っていけると思います。
問題はこれがいつまで続くのか・・・。ということです。マウスは割と壊れやすい部類のデバイスですが、MOBAの場合はクリック数が異常に多いので耐久性はかなり気になります。
1年ぐらい持ってくれると嬉しいです。
まとめ
大きすぎず小さすぎず、平均的なサイズで扱いやすいのでゲーム用にマウスが欲しいならコレでいいと思います。
今までゲーミングマウスは各社合わせて7種類ぐらい使いましたが、その中でも特に使いやすいです。点数にすると85~90点ぐらいだと思います。
マイナスポイントはケーブルの重さと太さ。これさえどうにかなっていたら満点かもしれないです。それだけにかなり勿体無い・・・。
とはいえ、ゲーム用マウスとしてはかなり完成度が高いですし、ゲーミングマウスの中では安めなので、LoLやDota2、CHOなど、MOBA系のゲームをプレイするなら1度は触ってみて欲しいマウスです。
ちなみに、僕はこのマウスに変えてからレートが少し上がりました。ヤッタネ。