複数のヘッドホンやイヤホンを接続でき、個別に音量調節ができるヘッドホンアンプ「AMP-900」を購入してみました。
同時に接続詞て音量調節がしたかった
PCでイヤホンやヘッドホンを使う時、個別に音量調節をしたいことがあります。
僕はヘッドホンとイヤホン、スピーカーの3つをPCに接続しているのですが、イヤホンを使うときはPC内部の音量を10に設定し、ヘッドホンを使うときは50、スピーカーの時は70というように、いちいち設定していました。
これがめちゃくちゃめんどくさいので困ってました。ヘッドホンの時はヘッドホン用の音量に、スピーカーの時はスピーカー用の音量にしたい・・・。
また、ヘッドホンとイヤホンを使い分ける時に抜き挿しして切り替えていました。これも凄い面倒くさいです。
こんな感じで繋がってます。複雑で使いにくく、手間が多いという最悪の環境です。
AMP-800
この状態を解決するためにAMP800というヘッドホンアンプを購入しました。ヘッドホンが同時に8つも接続でき、4つの独立した音量調節によって、個別に音量を変えることができます。
僕の要望を全て叶えてくれるピッタリの商品です。
内容物。本体、ACアダプタ、ステッカーなど。
本体は結構軽めです。ベリンガーというとどうしても安っぽさやおもちゃっぽさが出てきてしまうのですが、AMP800に関してはあまりおもちゃっぽさは感じませんでした。だからといって高級感があるわけではありません。
一番左側の4つのツマミは入力用の音量調節とバランス調節です。
裏側。数字が出力用、LRが入力用です。入力も2箇所から可能。
AMP800は入出力が全て標準プラグになっています。なので、標準プラグとミニプラグの変換アダプター、モノラル標準プラグ↔ミニプラグのケーブルも買っておきました。
繋いでみました。小さめでかわいい感じ。場所を取らないのでなかなか良さ気。
入力はAとBがあり、Aの音を出力したい場合は、INPUTボタンをOFFにします。
INPUTボタンをONにすると光り、Bから入ってきた音が流れます。個別に切り替えておけば、スピーカーからはiPhoneの音を流し、ヘッドホンではPCの音を流すというような使い方ができます。
ミキサーのような役割はないので、AとBの音をひとつのデバイスから出力することはできません。
音について
僕の勝手な想像というかイメージなのですが、ベリンガーというと音質が劣化するような印象がありました。しかし、AMP800に関しては悪くなるどころか良くなったような気がしています。
良い悪いは人によって好き嫌いがあるのでなんともいえませんが、ちょっと軽くなったような、聴きやすくなったような感じです。個人的には好み。
色々な機能が搭載されているので、音質については諦めていました。少しぐらいなら悪くなってもいいやと思っていたのに、逆に良くなったのですごいお得感がありました。値段も1万円を切っているので、コスパはかなり良いです。
AMP-800のおかげでスピーカーとイヤホン、ヘッドホンの音量をバラバラに変えることができるようになり、PC内部の音量を変える必要がなくなりました。めちゃくちゃ楽です。もっと早く出会っておきたかったモノのひとつですね。これから長い付き合いになりそうです。